義理チョコ・ダメ絶対 @Game of Thrones S8

ゲーム・オブ・スローンズほか、海外ドラマ、映画の感想ブログ。

「落とし子の戦い(Battle Of Bastard)」(SE6 Ep.9)でのジョン・スノウの評価を考える。

「落とし子の戦い(Battle Of Bastard)」(SE6 Ep.9)の一場面

「落とし子の戦い(Battle Of Bastard)」(SE6 Ep.9)の一場面

今、シーズン8に向けて、Game Of Thronesの二回目を見ているのですが、ついに一番見たかったSE6 Ep.9、Battle Of Bastardまでやってきました!!

「落とし子の戦い(Battle Of Bastard)」を観て、少し思ったことを書いてみようと思います!

(※ネタバレありです)

 

 

ジョン・スノウ、ラムジーボルトンの策略にのってしまう。。

 

SE6 Ep.9、「Battle Of Bastard」は、個人的に、もっとも盛り上がる回のひとつです。

一人立ち向かうジョンに対して、画面いっぱいの騎馬隊が突進してきた時、

ジョンが逃げ道を探す味方に押しつぶされてまさかの圧死しそうになった時、

いままでのゲーム・オブ・スローンズの流れで、ョンが死んでラムジーがやりたい放題になる、

そんな絶望的な未来を想像していしまいました。。(;^ω^)

 

そんなヤバイ状況を作り出したきっかけが、戦い前日まで落ち着いていたかに見えたジョンが、目の前でラムジーボルトンに弟のリコン・スタークを殺されて、

逆上して単身、突入してしまったのがきっかけでしたね。。

前日、ダボス、トアマンド達との作戦会議であれだけ忍耐強くいこうと言ってたのに。。

 

そんなジョンの戦い方にはネット上のファンの間でも賛否両論あるようです。

個人的な感覚では、ネット上ではこの戦いをもって、ジョンの指揮官としての資質を疑問視する声も割とよく目につくように、体感として感じています。

 

彼は、果たして本当に指揮官としての資質がないのでしょうか?

 

セオリーとして、指揮官としては、正しくなかった行動

いくつか、ネットでの評論、感想などを見ていてあるのが、

「あの戦いでスノウ軍が劣勢を強いられたのは、ジョンの感情的な行動のせい」

「サンサが個人プレーで助けを呼ばなければジョンは負けていた」

というものです。

 

確かに、完全にその通りだと思います。

 

あの時のジョンの判断は、

一軍を率いる指揮官として、部下を危険にさらす危険すぎる行為をしたという理由で、

正しくない判断と言えるでしょう。

 

大将として、あの選択は正しかったのでは。

 ただ、例えばあのとき、ジョンが自分を求めて走り寄るリコンを見捨てて、自軍の陣形を維持するのに徹したとして、どれだけの兵が共感したでしょうか。

 

答えは、NOだと、僕は思います。

 

ジョンは、いままで、

ハード・ホームで野人を助けた時も、

批判を顧みず野人を塀の内部に入れた時も(この時は結果、反逆にあって殺されました、、( ゚Д゚))

自分自身というより、人々を守れる未来を信じて、自分自身の身を投げうって行動してきたと思います。

 

それがジョンのスタイルです。

 

いままでジョンを信じてきた兵は、やはりジョンは「目の前にいる大事に人をとにかく助けたい」という意思を大事にする人だからこそ、ついてきているのだと思います。

 

だから、ジョンが感情に駆られて突っ込んだ時、

ダヴォス、トアマンドがすぐに後に続いて、なんとか彼に追いついたし、

サンサは彼女のできるジョンへの助けとして、ピーター・ベイリッシュに助力を請うた

のでしょう。

 

ジョンの気持ちに動かされて、結果、全員で勝利をつかんだ。

彼の皆を率いる大将としての行動は、間違ってなかったんだと、僕自身は思います。(*'ω'*)